• 土谷守生

世界最強ステンマルクのワールドカップ86勝の軌跡1

最終更新: 1月25日

 世界最強のレーサー、インゲマル・ステンマルク。ワールドカップの通算勝利86勝は前人未到の記録だ。それもオールラウンダーではなく回転、大回転の2種目だけで挙げた成績だけに引退して31年経つが一層記録の凄さが際立つ。総合優勝3回、大回転のタイトル8回、回転のタイトルも8回獲得している。

 勝利数で2番手につけていた67勝のマルセル・ヒルシャー(AUT)が、あっさり昨シーズン限りで引退してしまったのでステマルクの86勝はまさに不滅の記録といえる。ちなみに現役で最高勝利数を挙げているのはテッド・リゲティ(USA)の25勝だから、これはまず破られることはないだろう。

 そのステンマルク86勝の軌跡を記録で振り返りたい。

 ワールドカップにデビューしたのは1973/1974シーズン、12月8日、フランスのヴァルディゼールだった。もちろんノーシードからの挑戦で、大回転46位というのが86勝への途の第一歩。そのシーズンは優勝できなかったが翌1974/75シーズンから勝利を積み重ねる長い旅が始まった。  写真はデビュー間もないステンマルク(左から2人目)。友人の誕生会に出席した時のもので、ステージに上げられてスピーチを求められたが「おめでとう」というのが精一杯でずっと下を向いていたという 1973/74 12/8ヴァルディゼール(FRA)GSL/46 12/16ザールバッハ(AUT)GSL/9 ※ゼッケ ン70番台から初の10位以内マーク 3/2ヴォス(NOR)GSL/3 ※GSL初の表彰台 3/3ヴォス(NOR)SL/2 ※SL初の表彰台 3/6ザコパネ(POL)SL/4 3/9ヴィソケ タトリ(TCH)GSL/2 3/10ヴィソケ タトリ(TCH)SL/2 1974/75 ヴァルディゼール(FRA)GSL/2 マドンナディカンピリオ(ITA)SL/1 ※初優勝 マドンナディカンピリオ(ITA)GSL/22 ガルミッシュパルテンキルヘン(BRD)SL/不出場 ウェンゲン(SUI)SL/1 アーデルボーデン(SUI)GSL/DNF キッツビューエル(AUT)SL/2 フルプメス(AUT)GSL/2 シャモニー(FRA)SL/2 苗場(JPN)SL/2 苗場(JPN)GSL/1 ガリバルディ(CAN)GSL/1 ※初の連勝 サンバレー(USA)GSL/1 ※初の3連勝 サンバレー(USA)SL/3 勝利数:5勝 GSL/SLタイトル


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